殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

パラサイト・バイティング 食人草(2008/アメリカ)

パラサイト・バイティング 食人草 スペシャル・エディション [DVD]
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メキシコのリゾート地でバカンスを楽しむ2組のアメリカ人カップル。偶然知り合ったドイツ人青年の話に興味を抱き、彼と一緒にマヤ文明の遺跡が眠る秘境へと向かう。やがて、蔦に覆われた小高い神殿の廃墟に辿り着く一行だったが、いつしか武器を手にした不気味な現地住民に取り囲まれてしまい…。


ざっくり表すと『ものすごく物真似上手な草に襲われるホラー映画』
電話の着信音くらい朝飯前、人の声だって真似するよ!
なんとなく鏡の国のアリスの喋る花を思い出した。

こういったホラーに登場するアメリカ人の見本みたいなアメリカ人4人組。
出てきた瞬間「ああこいつら絶対死ぬわ…」と確信させてくれる(笑
彼らは偶然知り合ったドイツ人青年とその友人1名と共にジャングルの奥地へと分け入り、神殿にたどり着く。
そこへさっそうと現れた現地住民、なぜかいきなり激怒。能天気なアメリカ人たちが通訳ガイドなどつけるはずもなく、全員「何言ってんだかわかんねえええ!」とパニックになっている間になんと一人が射殺されてしまう。

遺跡の上に逃げ込んだ後はなんやかんやグロのオンパレード。
深い縦穴に落ちて足を折り→肉を草にもぐもぐされ膝から下の骨がむき出し状態になり→足を切断するために岩で骨を砕かれ→ちっこいサバイバルナイフでゴリゴリ骨を切られ→熱したフライパンを当てられた挙げ句→結局草に食われて死ぬという末路を辿るマティアスが可哀想すぎて見てられなかった…。

…と、言うようにゴア描写もなかなかのモノなんですけど、この映画の好きなところはそういったグロだけでお茶を濁そうとしないところ。
実は人物の描写がとても丁寧で、控えめで繊細そうなエイミーが実は柔軟な対応力を秘めていたり、逆にエネルギッシュに見えたステイシーが案外打たれ弱かったりと、極限状態に立たされた登場人物たちが第一印象とはまったく別の顔を見せるところが興味深かった。
特にステイシーの追いつめられっぷりがもう…。
それをはやし立てる草の『声』がまた怖いんですよ。
陽光がさんさんと降り注ぐ場面をこれだけ薄ら寒いものに見せられるのは実は凄いことだと思う。

肝心の草の動きはなー…
原作は小説だそうですが、これは文字の方が怖いんじゃないかな。

最後に無粋なことを申し上げますが、現地住民の皆さんは遺跡にガソリン撒いて草燃やしちゃえばいいんじゃないの?

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