殺人鬼と宇宙人とうさぎ。

8mm(1999/アメリカ)

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ペンシルバニアに住む家庭的な私立探偵ウェルズ(ニコラス・ケイジ)は、ある大富豪邸に招かれ、その未亡人から夫の遺品の中にあったロリータ残虐8ミリ・フィルムを見せられる。そのフィルムの中で惨殺された少女の安否など、さまざまな謎を解くように依頼を受けたウェルズは、やがてハリウッドのアンダーグラウンド・ポルノ業界の中へと入り込んでいくが…。

原題:8mm

主人公は私立探偵。その身分柄、相手に行使できる権利がなく警官モノによくある脅したりすかしたりの手段が使えないところがポイント。
おかげで捜査は鈍足だけど、そのもどかしさがかえってスリリング。

まるで得体の知れない何かがじわじわと這い寄ってくるかのようでした。
主人公や被害者の母親などの登場人物の内面に目を向けることができるのも、このスローテンポのおかげです。
愛し、愛してくれた夫がスナッフビデオの撮影を依頼したという事実に絶望する夫人の姿はさすがに胸が痛かった…。

そして引っ張りに引っ張った“マシーン”こと覆面男の正体について。
ぜんぜん見覚えのないオッサンだったので、最初は作中に出てきてない人かと思ってました。
主人公の驚いた顔は覆面をはいだ顔が『モンスターでも何でもない、どこにでも居そうな普通のオッサン(どちらかと言えば人畜無害な顔つきの)』だったことに対してかなーとか。
でもそうすると覆面男の「ジョージだよ。いや、もう知ってるか」というセリフとピタッとこない。

で、探しまくって見つけました。この犯人、序盤で警察署にいた人だと思う。
分かりづらいよ…みんな忘れてるよそんなちょいキャラ…。
制作側としてはどんでん返しとかそっち方向は狙ってなくて、ただ一見普通の人間が実は残虐な面を隠し持っていることにじんわりと嫌な気分になって欲しかったのかもしれないですね。
人間誰しも二面性を持ち合わせているものだと、そういうことが言いたかったのかも。

一応は『正義が勝つ』エンドにも関わらず晴れ晴れしさを感じられない。でも多分、そこがこの映画の魅力なんだろうな。

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